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憲法の改正に限界はあるか(1)

 投稿者:解法者  投稿日:2010年11月16日(火)14時05分16秒
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   憲法の改正にはそこに定められている手続により改正されるが(これを「手続的制約」という)、その他に内容的な制約がある(これを「実体的制約」という)があるかについて議論がある。つまり、憲法を構成する根本的規範についても改正が許されるかどうかである。現行憲法の根本的規範とは、① 国民主権 ② 平和主義 ③ 基本的人権の保障、の3つであるとされている。根本的規範についても改正が許されないとする考え(通説と考えられる)は、これについての改正が許されないとする。これは主として憲法第9条を死守する左翼学者から唱えられていると言っても過言ではない。しかし、この考えは誤りである。それは、憲法を決定する(これを「憲法制定権力」という)のは「国民」であるということを否定し、彼らが現行憲法の根本的規範である「国民主権」を否定するという矛盾を解決できないからである。つまり、憲法制定権力たる「国民」が望むなら、いかようにも憲法改正が可能だと解釈しなければならない。  
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